当時の次女はまだ2カ月半。新型コロナウイルスに感染したと判明して、本当に血の気が引きました。
こんな小さな体でしかもコロナウイルスなんて…。
そして、入院が決まってからはとにかく時間がありません。
5類に分類されたからといって終息したわけではない新型コロナウイルス。いつ我が子が感染してもおかしくはないですよね。
同じ経験をする方も多いのではと思い、
この記事では、実際の入院体験を通して事前に知っておきたかった意外な入院グッズについてまとめました
長女から長男、赤ちゃんへ…。あっという間に家庭内感染
初めての家庭内感染。これまで誰かが発熱するたびに厳重に感染対策を行っていましたが、この時は少し気が緩んでしまっていました。
あのとき検査をしていたら
発熱の順番からいくと、
- 長女 (恐らく小学校か放課後等デイサービスにて感染)
- 長男 (家庭内感染)
- 次女 (家庭内感染)
長女が感染したのは週末だったので、行動範囲からおおよその感染ルートがわかります。その後家庭内で次々に感染していきました。
小児科では、周りにコロナやインフルエンザ感染者がいなかったということで検査はなし。今振り返ると、5類になったので以前ほど周りのコロナ感染者の把握はできませんよね。
ここで無理にでも検査をお願いしておけば、もしかしたら早期対応できたのかもしれません。
いざ、休日当番医へ
長男と次女が発熱したのは休日でした。休日当番医は大抵混雑するので朝いちを狙って病院へ向かいます。
すでに大勢の患者さんでごっだがえす待合室。
なかなか呼ばれない…。やむなく待合室でこっそり授乳しました。
長女の検査でコロナ陽性がわかり別室へ移動。そこで長男・次女も検査を行い、子ども全員コロナ陽性となる。
(次女の入院する病院の確定待ち)
次女2カ月半に関しては大きい病院への紹介を受けることとなりましたが、患者が多く一か所目の病院は受け入れ不可。
二か所目の大学病院の受け入れ連絡を待つこととなる。
お腹すいた子ども達がイライラし出して大変でした。
2時までには大学病院へ向かうよう告げられる。次女は母乳とミルクの混合だった為、哺乳瓶などを取りに一度自宅へ。
ミルクあげる時間もない…。上の子の体調を気遣う余裕もない…。
休日当番医の受診は、診察まで長時間かかる可能性が高いので授乳グッズ(ミルクグッズ)を持参すると良いです。また、受診の時点で母子手帳を持参しておくと安心です。
このように、同時に3人の子どもがコロナ陽性が発覚した上に、次女は思いがけない入院となり大慌てで病院へ駆け込むこととなりました。そんな混乱する中で入院準備をしなければなりません。
要するに、入院が決まったらとても忙しくて頭が回らないのです。
こなすタスクが多すぎる…。
だからこそ、前もって知っておくことが大切なのです。
入院に必要なもの
こうして入院となった次女と付き添いの私。病院からの冊子に入院に必要なものは記載してありますが、実際入院して必要だったが冊子には載っていないものをご紹介します。
私個人の体験談に基づくものです。入院される病院によっては持ち込み不可・不要になる場合があるので、あくまでも予備知識として参考にされてくださいね。
私が特に事前に知っておきたかった!と感じたものはこちらです。
- 哺乳瓶消毒グッズ
- 解熱剤
- 現金
それでは、一つずつ説明していきますね。
哺乳瓶消毒グッズ
哺乳瓶やミルクを持参するかどうかについて、赤ちゃんが完全母乳かミルクかにもよるかもしれません。
しかし、コロナ感染発覚からの急な入院生活によるストレスと過労で母乳量が減少することも考えられます。完全母乳の方でも自宅にあるなら持参すると安心です。
哺乳瓶グッズの持参に忘れがちなものが消毒用品です。
消毒用品とは
- 洗浄スポンジ
- 洗剤
- 除菌液(水で溶かす錠剤タイプ)
- 消毒ケース
病院にも売店はありますが、ベビーグッズが揃っているかといえば不安があります。
哺乳瓶の除菌について、除菌液につけ置きするタイプがおすすめです。煮沸や電子レンジで除菌するタイプは、感染症病棟の入院には不向きです。
消毒液の錠剤、忘れる人多いんです!
解熱剤
あくまでも私個人の体験談です。付き添い者自身の基礎疾患の有無など、早期に診察した方が良い場合もありますので、入院先の医師や看護師と相談の上判断されてください。
何で手持ちの解熱剤が必要なの?病院で処方してもらえないの?と思いますよね。
それは…初診料が高いからです。
夫も自宅で感染する中私はなんとか感染せずにいましたが、看護師さんより感染宣言を受けました。
9割9分感染するよ~!ちゃんとお世話している証拠!
24時間赤ちゃんのお世話をしているお母さんは、一番近くで飛沫を浴びまくっています。感染しないはずはありませんね。
そして、付き添いの私もとうとう感染。他の病院での受診も出来るとの事でしたが
- 私が病院受診する間、代わりに付き添いできる人がいないこと
- 夫も感染中で自宅から手持ちの解熱剤を持って来てくれる人がいない
なんと初診料に7,000円ほどかかるとのことで、他の方法も考えましたが無理でした。。手持ちの解熱剤があれば、退院までの間やり過ごせたかもしれません。
ここで診察してください。(さよなら7,000円…)
現金
院内の売店では、カードやコード決済可能な店舗もありますよね。ではなぜ入院するために現金が必要なのか…
それは
- 感染症病棟の入院付き添いなので、病室から出られない
- 病院スタッフに買い物を依頼しないといけない
仮にATMがあったとしても、感染症病棟の患者(付き添い者)は病院フロアへの出入りは出来ません。とりあえず、小児科に行く前にでも現金は入れておくと安心です。
まとめ
今回は実際の入院体験をもとに、事前に知っておきたかった入院グッズについて紹介しました。
予期せぬ子どもの入院。しかもまだ小さな赤ちゃんのコロナ感染に不安など色んな思いが巡りました。
つい開いたスマホで「赤ちゃん コロナ」と検索すると、悲しくなるような記事を目にしました。感染症病棟の看護師さんに不安な気持ちを話すと
そんなの調べたらダメよ!気になることは私たちに相談してね
と励ましていただきました。
ブログを書くものとして、困っているお母さんのお役に立てるような記事を書きたいと思うきっかけとなった入院体験でした。
次女の出産で入院している時も思いましたが、家族が離れ離れになって過ごすのは寂しいもので、やはり元気で一緒に居られるというだけで本当に幸せです。
できれば経験しない方が良い入院という体験ですが、この記事がもしもの時のお役に立てれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。